循環器の看護師が勉強すべきこと、そっと教えちゃいます

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循環器の看護師が勉強すべきこと、そっと教えちゃいます

循環器の看護師が特に勉強しなくてはいけない項目は、何でしょうか。循環器病棟に勤務経験のある中堅看護師が、そっと教えちゃいます。

循環器の看護師が勉強すべきことは、「心電図」

循環器の看護師が勉強すべきこと、１つめは「心電図」です。循環器病棟では、ほとんどの患者さんが心電図を２４時間装着されています。

ナースステーションには、常にたくさんの心電図モニターがあり、循環器の看護師は、２４時間の心電図監視をしながら、看護業務を行っています。

看護をしていく上で、心電図による状態変化を読み取ることが非常に重要です。

循環器の看護師として、まずはこの心電図が読めなけえれば、仕事ができないと言い切ってもいいと考えます。

体動などによっても心電図は変化してしまうため、完全に読めるようになるにはある程度の経験も必要ですが、まずはしっかりとした知識が必要となります。

最近のモニターは異常を見つけるとすぐにアラームが鳴るようになっていますが、あくまでも機械が判別しているため、細かい変化については機械が見つけることができません。

何が正常で、何が異常なのか。この判別ができるようになるのが、循環器の看護師として必須です。

循環器の看護師が勉強すべきことは「心臓の解剖学」

循環器の看護師が勉強すべきこと、２つめは「心臓の解剖生理」です。内科でも外科でも、病態を理解するためには、まず解剖生理をしっかり勉強しなくてはいけません。

ここを理解しなければ、看護計画立案も難しくなってしまいます。心臓はどうやって動いているのか、どのような筋肉なのか、血管はどのように入り組んでいるのか。

循環器の看護師として、しっかりとこの部分を勉強し、患者さんにわかりやすく説明できるようにならなければいけません。

看護師は、医師の症状説明の際、患者さんがどれだけ理解しているか確認し、知識を補うのも役目の一つです。

そのため、循環器の看護師として、「人に教えられるほど」勉強することが求められるのです。頭の中で、心臓の画像が自然と浮かんでくるようになるのが理想です。

循環器の看護師が勉強すべきことは「全身の主要な血管」

循環器の看護師が勉強すべきこと、３つめは「全身の主要な血管」です。特に、バイパス手術の場合、全身の中であまり使わない動脈を一部切除し、バイパスとして使用します。

そのため、術後どの部分から血管を切除したかが、創部管理のためには非常に重要となります。

循環器の看護師として、勉強していないので知りません、なんてことは言ってはいけません。

血管名を言われただけで「この部分から切ったのか」とわかれば、アセスメントもスムーズに行うことができます。

循環器の勉強をしておくことで、自分の看護に対しても自信が生まれます。

循環器の看護師が勉強すべきこと、まとめ

循環器の看護師が勉強すべきこと３つ、いかがでしたか？ここでは循環器の看護師として、勉強すべきことをまとめました。

これらをすべて独学で勉強しようとすることは大変なことです。そこで、おすすめなのが、外部の研修に参加することです。

特に有料なものは、全国的にも有名な先生が直接講義してくれるため、非常にわかりやすく、勉強になります。

病院の中には、こういった外部研修に力を入れているところも多く、受講料を援助してくれる職場もあります。

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